【企業向け】サイバー攻撃・サイバーセキュリティとは?基礎から対策まで分かりやすく解説!
企業向けサイバー攻撃の基礎知識と対策を解説。 中小企業もサイバー攻撃のリスクに備え、セキュリティ対策を強化しましょう。
昨今、度々話題になる「サイバー攻撃」。
サイバー攻撃を受けたことによってサービスを利用できなくなるニュースを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に企業を狙ったサイバー攻撃が急増しており、情報漏洩、業務停止、金銭的被害など、深刻なリスクをもたらしています。
特に中小企業は「自分たちは攻撃されない」と油断しがちですが、サイバー攻撃は無差別に行われることがあるため、攻撃されないと思って防御を手薄にしている企業ほど、被害に遭いやすいのが現実です。
私たちハイテックシステムが力を入れている「サイバーセキュリティ」事業。
この記事では、サイバーセキュリティの基礎知識から、企業が取り組むべき具体的な対策まで解説します。
本記事で得られる情報
- 「サイバー攻撃」・「サイバーセキュリティ」についての基礎知識
- 企業が行うべきセキュリティ対策について
1.サイバー攻撃とは?
サイバー攻撃とは、ネットワークやシステムに対して不正にアクセスし、情報を盗んだり、業務を妨害したりする行為を指します。
その目的はさまざまで、以下のようなケースがあります。
- 情報の窃取(顧客情報・機密データなど)
- 金銭の要求(ランサムウェアなど)
- 業務妨害(DDoS攻撃によるサーバーダウン)
- 社会的信用の失墜(企業ブランドの毀損)
例えばランサムウェア攻撃では、社内のファイルやシステムが暗号化されて業務ができなくなり、「元に戻してほしければ身代金を支払え」と脅迫されるケースがあります。
また、情報を盗まれてしまった場合、それが闇市場で売買されたり、別の攻撃に再利用されたりすることもあります。
「業務が一時的に止まるだけ」ではなく、情報漏えいによる信用失墜や、長期的なブランドイメージへの悪影響など、目に見えにくいダメージが大きい点も、サイバー攻撃の特徴です。
2.代表的なサイバー攻撃の種類
サイバー攻撃の手口は日々巧妙化していますが、代表的なものをいくつか紹介します。
- マルウェア感染
ウイルスやランサムウェアなどの悪意のあるソフトウェアを感染させ、情報漏洩やシステム停止を引き起こします。 - 標的型攻撃
特定の企業や組織を狙い、長期にわたって侵入を試み、機密情報を窃取します。 - サプライチェーン攻撃
取引先や委託先の脆弱性を悪用し、標的企業に侵入します。 - DoS/DDoS攻撃
大量のアクセスを送り、Webサイトやサービスを停止させます。 - フィッシング詐欺
偽のメールやWebサイトを使って、ID・パスワード・クレジットカード情報などを騙し取る手法です。
上記の記事では、本記事で触れた「サプライチェーン攻撃」について、具体的な攻撃パターンや、中小企業が被害に巻き込まれないための実践的なポイントを紹介しています。
「取引先から求められるセキュリティレベルを満たしたい」とお考えの方は、セットでご覧いただくことで理解が深まります。
3.サイバー攻撃による企業への影響
サイバー攻撃による被害は、単なるシステムトラブルにとどまらず、企業活動全体に大きな影響を及ぼします。
代表的な影響として、次のようなものが挙げられます。
- 顧客情報の流出 → 信用の喪失
- 業務停止 → 売上減少
- 法的責任・損害賠償
- 風評被害の拡大
例えば、顧客情報が流出してしまった場合、被害を受けたお客様への個別連絡やお詫び対応、再発防止策の公表など、多大な労力とコストが発生します。
またECサイトや予約システムが停止すれば、その間の売上が失われるだけでなく、「この会社は大丈夫だろうか?」という不安から、信頼が失墜しその印象が根付いてしまう可能性もあります。
特に情報漏えいが発覚した場合、社会的な信頼の回復には長い時間がかかります。
一度インターネット上で広まった情報は完全には消すことができず、検索結果やSNS上の書き込みとして残り続けることもあります。 その意味で、サイバー攻撃によるダメージは「一時的なトラブル」ではなく、「企業の将来に影響する経営リスク」と捉える必要があります。
4.サイバーセキュリティとは?
ここまで見てきたように、サイバー攻撃の手口は多様化・巧妙化しており、「これだけやっておけば大丈夫」という単純な対策では通用しなくなってきています。
そこで重要になるのが、「サイバーセキュリティ」です。
サイバーセキュリティとは、コンピューター、ネットワーク、ソフトウェア、データなどのサイバー空間における情報資産を、サイバー攻撃やその他の脅威から保護するための対策全般を指します。
サイバーセキュリティ対策は、技術的な対策だけでなく、人的な対策や組織的な対策も重要となります。

5.企業が取り組むべきサイバーセキュリティ対策例
ここからは、「具体的に自社で何をすればよいのか」という視点で、代表的なサイバーセキュリティ対策を整理してご紹介します。
セキュリティポリシーの策定と従業員教育
・セキュリティポリシーを策定し、全従業員に周知徹底
・定期的なセキュリティ教育を実施し、従業員のセキュリティ意識を高める
技術的対策の強化
・ファイアウォール、IDS/IPS、WAFなどのセキュリティ機器を導入し、多層防御を構築
・ウイルス対策ソフト、EDR、XDRなどを導入し、マルウェア感染を防止・検知
・システムの脆弱性診断を定期的に実施し、脆弱性を修正
・アクセス制御を強化し、不正アクセスを防止
・ログ管理を徹底し、不正なアクセスや操作を早期に発見
・バックアップ体制を構築し、万が一の事態に備える
・強力なパスワード設定を徹底し、使い回しを禁止
・多要素認証を導入し、アカウントの乗っ取りを防止
・不審なメールやWebサイトへのアクセスを禁止
・情報セキュリティに関する資格取得
物理的対策の強化
・サーバールームへの入退室管理を徹底
・重要書類や記録媒体の保管・管理を徹底
・情報漏洩対策として、監視カメラの設置や鍵の管理を徹底
インシデント発生時の対応体制構築
・インシデント対応計画を策定し、緊急時の対応手順を明確化
・インシデント対応チームを設置し、役割分担を明確化
・インシデント発生時の連絡体制を確立
・セキュリティベンダーや専門家との連携体制を構築
サイバーセキュリティにおいて、被害を最小限に食い止めるために「早期発見」することが重要です。早期発見に関しての記事はこちらからご覧いただけます。
またセキュリティ対策製品として、UTM・EPP・EDRなどがありますが、早期発見を実現するためには、これらを導入するだけでなく、「監視・運用」を継続して行うことが重要です。
各セキュリティ製品についてはこちらを参考にしていただけますと幸いです。
6.まとめ
サイバー攻撃は企業の規模や業種に関わらず、誰にとっても脅威となる可能性があります。サイバーセキュリティ対策は自分自身を守るため、そして社会全体を守るために、非常に重要な取り組みです。
「どうせ自分の会社は標的にならないから…」
「自分はきっと大丈夫」
と思わずに、今のうちからできる対策を行うことが大切です。
サイバー攻撃とサイバーセキュリティの基礎知識を身につけ、日々の生活や業務の中で、適切な対策を講じるように心がけましょう。
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